2020年11月20日(金)発売のハイクラスパック「シャイニースターV」で新規追加カードについてご紹介します。
シャイニースターVってどんなパック??
ポケモンカードソード&シールドシリーズで大会で活躍した強力なカードが再録されます。特にはじめたばかりのプレイヤー、これからはじめるプレイヤーにも一気にデッキ強化できるパックとなってます。内容が豪華+1パック10枚入り(VポケモンorVMAXポケモン1枚確定)のため通常のパックより価格が高いのも特徴です。
また、各種カードには色ちがいのポケモンも収録されているため現役プレイヤーもパックをたくさん購入してしまうパックです。
シャイニースターV発売1ヶ月後にクロバットボックス
同じ、”シャイニー”の名前がついた「SHINY BOX クロバットV」が12月25日(金)に発売されます。
ムゲンダイナVMAXデッキを構築するのであれば《クロバットV》は4枚ほしいところ、シャイニースターVでもRR(ダブルレア)で再録されるため足りない分を補完するのもいいと思います。
かわいいデッキケースもついてきます。デッキケース不足してるのと見た感じカバンにすっと入りそうなサイズなので最低1ボックスはゲットンしようと思います。
シャイニースターV追加カード評価・解説
くちたけん カード評価:A
テキスト見た瞬間の感想、「まじか」です。
攻撃力アップ系のどうぐとして今主流な「げんきのハチマキ」が+10、《くちたけん》については、《ザシアンV》限定ではありますが+30と圧倒的な性能差があります。
《ザシアンV》限定という点も現環境でいうと《ザシアンV》がメインアタッカーであるデッキが環境上にたくさん存在することです。
+30のダメージ増加であれば最近では《ダンデ》が印象深いですが今環境を見渡しても採用率は少ないのが現状、三神ザシアンに《ボスの司令》の5枚目というような使い方をされている印象です。
ではなぜ採用されていないか
ズバリ《ダンデ》はサポートカードのため《ダンデ》使うならドローを優先したいという点とバトル場を狙うより《ボスの司令》を利用して裏(ベンチ)を倒した方が効率的という点になります。
この《くちたけん》は、《ダンデ》のサポートカードである欠点を排除している点が強力、《ザシアンV》でしか効果が発生しないデメリットに関しても上記、デッキタイプの通り、《ザシアンV》がメインアタッカーなので特に問題なく運用できると考えれます。
単純に火力だけあげればいいわけではないですが+30はやりすぎ感なくらい壊れ性能ではないでしょうか?
今後のザシアン系統のデッキがどのように変化するのか楽しみなカードです。
くちたたて カード評価:B+
《ザマゼンタV》専用のカード、こちらも《くちたけん》同様に破格のHP+70されます。
インパクトとしては、《くちたけん》よりはないですがHP70あがるといろんな確定数が変動するレベルですし、今もVMAXポケモンが活躍し《ザマゼンタV》の採用率が上がっている中、ひとつの選択肢として検討できるのは強いですね。
個人的には、他ポケモンにも使用できる《大きなおまもり》や 《メタルゴーグル》、《鋼鉄のフライパン》などの方が取り回しがよく使いやすいのかなと思います。
こちらも今後の環境の動きで活躍の機会が変化するカードですので環境の動きはさらに気をつけて日々確認していきたいです。
メタモンV カード評価:A
自分のトラッシュからVポケモンに置き換えすることができる特性「Vへんげ」が特徴
メタモンVのダメージなど受けている効果をすべて引き継ぐのでメタモンVを前の番に置いていれば
「Vへんげ」→Vポケモンと置き換え→VMAXへ進化
というムーブが可能、後述する《メタモンVMAX》も
場面によっては強力になりうることから
《メタモンVMAX》、その他VMAXへ進化と択を準備できるのも相手からすると脅威と思います。
《メタモンVMAX》以外のVMAXポケモンも複数あると択も増えていくのでVMAXバレット的なデッキが実現するかもしれません。
メタモンVMAX カード評価:A-
相手のバトル場のポケモンのワザを《トリプル加速エネルギー》のみで使用できる
単純に強いワザを持っているポケモンはバトル場に出るゲームなので使い所はかなり多いと思います。
例えば
《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》
「アルティメットレイ」
ダメージを与えるだけでなくエネルギー加速が自在にできるのは強い
《リザードンVMAX》
「キョダイゴクエン」
300ダメージ出せるワザも《トリプル加速エネルギー》で使用可能、《メタモンV》見えてる時点で前に出しづらいとは思いますが例としてわかりやすかったので・・・
クロバットVMAX カード評価:B
VMAXポケモンとしては、HP、ワザともにそこまで強くありませんがいろんなデッキに採用される《クロバットV》の「ナイトアセット」を使用した後は、《ボスの司令》などでバトル場に呼ばれて倒されやすい、負け筋となりやすいカードでした。
単純にVMAXになることでHPがあがり1ぱんされずらくなるだけでもメリットがあると思います。
ムゲンダイナVMAXデッキでは《クロバットV》を使用する前提のデッキですのでムゲンダイナVMAXを無視してベンチの《クロバットV》でサイドを取られることが負け筋でしたので単純強化になるのではと考えます。
レシラム(アメイジングレア)カード評価:B-
火、水、雷エネルギーで非GX、非Vポケモンでありながら270ダメージという破格の性能いずれもエネルギー加速する手段はあるタイプのため専用デッキでも活躍できそう。
カイオーガ(アメイジングレア)カード評価:C
相手の場のポケモンに80ダメージ、ワザを使うのに4エネも必要ですが三神ザシアンで使用する水、鋼タイプに加え雷タイプをタッチするだけで「アルティメットレイ」の使用で現実的に運用可能なラインが見えてきます。
ただ単純に《ザシアンV》へ加速させて《ボスの司令》などでシンプルに倒した方が強いとは思います笑
三神ザシアンを例にあげましたがその他デッキ、専用デッキがうまく構築できれば1回のワザで複数のポケモンをきぜつさせれる可能性があるので研究の価値はありそうです。
イベルタル(アメイジングレア)カード評価:C
《イベルタルGX》の「ディスカウントGX」の上位効果ただし要求エネルギーが尋常じゃない非GX、非Vのため《ツインエネルギー》対応しているところは救い
ロトム カード評価:B-
たねポケモンでベンチにだした時に使える「ロトチョイス」が結構おもしろい性能をしています。
山札から名前に「ロトム」とつくグッズを2枚まで選び、手札に加えることができます。
ちょっとクセのあるロトムグッズを使いこなしましょう。
今後”ロトム”グッズが増えればさらに評価があがりそうな1枚
採用するカードはデッキによると思いますのでなんともいえませんが個人的には、
の評価という感じです。
・ドローンロトム
・ロトムじてんしゃ
・スマホロトム
ユキハミ カード評価:C+
ワザが「なかまをよぶ」の新テキスト、展開を支援してくれるワザですので後攻1ターン目等に少々事故っていても展開を支援することができます。ネックとしてはにげるためのエネルギーが1→2に変更されている点。
現状、水軸のデッキは、《ユキハミ》の進化《モスノウ》でエネルギーの供給量を上げる重要なカードのため逃げるエネルギー、ワザのちがいでどちらを採用するか検討しましょう。
ドガース カード評価:C+
ワザ「かくせい」が強力、ワザを使えば出した番にでも進化することができます。また進化先の 《ガラルマタドガス》が相手の特性を消すという強力な効果を持っているので注目カードです。
エール団おうえんタオル カード評価:C+
相手のバトルポケモンも回復してしまいますがコストなしでHP50回復できるグッズ、HP回復するグッズはわりとエネルギートラッシュやコイン判定などわりとコストが思い印象、コストなしで大会等でみるグッズとしては、《グレートポーション》あたりでしょうか。
相手のバトルポケモンを回復というデメリットはあるもののデッキによっては、相手にダメカンが乗ってないケースも多くあったりするので比較的に有効な場面は、多いと思います。
その他でいうと《イベルタルGX》の「ディスカウントGX」防止でダメカン40にならないようにケアできる点はよいと思います。
ボールガイ カード評価:C-
おそらく今後、ボール系は追加されると思いますので追加されるボールの性能によっても評価が左右されそうです。
《ぼんぐり職人》は《ネストボール》がある時代にルガゾロデッキで1枚採用していたことがありますが当時は、《カプ・テテフGX》の「ワンダータッチ」があったのでサポートのピン刺しが生きる時代でしたので有効なカードと思いましたが現環境だと強力なボールが追加されても《ボールガイ》の数を増やしてまでの採用は厳しいですね。個人的には、他ドローソース増やしてボールを引きに行くのがマスト!
もう《ピカチュウ&ゼクロムGX》や《ライチュウ&アローラライチュウ》に《大きなおまもり》を持たせても《ザシアンV》でわんぱんされてしまうの悲しい・・・