- 本記事の内容
データで導きだした現環境のデッキの強さをTier表形式で解説
- この記事でわかること
- 現在主流の環境デッキ
- 各デッキタイプの特徴、デッキ相性
- 各デッキの詳細なレシピ、テンプレート(デッキコード付)
- 公式大会(シティリーグ、チャンピオンズリーグ)の最新環境(メタゲーム)
✔本記事の信頼性
この記事を書いている私はポケカ歴5年以上、ブログ歴4年以上で日々、国内から海外まで競技シーンからジムバトル、自主大会で勝ち上がった実績のあるデッキレシピをまとめています。
ポケカ関連の有益な情報をブログやX(旧Twitter)にて発信し続けています。
・ポケモンカードゲームに関わる人にフォーカスされているメディア「紙と人」にも出演。
・2024年ポケカデータラボにも加入しました。
Tierとは
Tierとは
いろんな考え方がありますが単純にTier1~Tier4のように数字で表し、数字が小さいほど強いデッキとなります。また、強いデッキというとは大会では数も多くなるので大会の使用率にも直結してくるので対策がより必要なデッキであると考えることができます。
Tier表(強いデッキランキング)
インプットデータ
自主大会データ
シーズン中(9月〜5月)は、シティリーグの結果から各デッキごとの獲得ポイントを集計し各デッキの強さをシェアを算出しておりました。
オフシーズン中は、公式のデータがないため規模が大きめの自主大会をベースに活躍したデッキをシティリーグポイント割振りを参考に独自で集計した結果を元にTier表を作成しております。
※自主大会の集計については随時、ポケカ飯のXにて発信してますのでチェックしてみてください。
シティリーグ分析レポート
ポケカ飯ブログでは、シティリーグの情報もまとめています。
すべてのプレイヤーが同じデータを参照できるようポケカデータラボさんと共同でシティリーグ分析レポートを運営しております。
現環境のトレンドを追うツールとして多くのプレイヤーにご利用いただいてます。
▶シティリーグ記事はこちら
公式 超大型大会(CL、JCS)
ポケカ飯ではどのメディアよりも超大型大会の結果もまとめてます。
最新の大型大会の情報は、CL東京の優先権が取得できるスクランブルバトル静岡の情報となっております。
超大型大会は、環境に大きく影響を与えるためチェック必須です。
海外環境
8月2日にナイトワンダラー環境相当のアップデートがありました。
これによりPTCGLは、世界大会(WCS2024)環境となり、ステラミラクル未実装ではありますがよりハイレベルな戦い、デッキが登場すると考えてます。PTCGLプレイされてない方はぜひインストールしてみてください。
ポケカ飯のXアカウントにてPTCGLで開催された大会の結果や海外大会の結果も随時ポストしています。
Tier1(最強・強いデッキ)
タケルライコデッキ
- 参考デッキレシピ
08/12:タケルライコ/オーガポンデッキ(トレカフェス京都:優勝:400名規模)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- ポケカ飯メモ
5月GW開催のCL札幌後から話題となったデッキタイプ
オーリム博士のの気迫とオーガポンみどりのめんexで山札を引き続け、2進化exも簡単に突破してしまうほどのパワーを持ったデッキ
小回りは効きづらいが常にバトル場のポケモンを突破されるプレッシャーは高い、JCSのトレンドとしては、ポケモンキャッチャーの採用、サーポート権はオーリム博士の気迫に使用したいため、ポケモンキャッチャー(プライムキャッチャー)で裏のポケモンも取りにいけるためコインが表になるだけでゲームを勝ちに持っていける魅力がある。
触ってみると場にどんどんエネルギーが溜まっていく感覚が爽快すぎるため一度は握ってほしいデッキタイプ
ナイトワンダラーではキチキギスexの採用でさらに山を掘れることが期待でき、手札干渉からでも想像以上に要求を満たしてくるデッキ
悪リザードンexデッキ
- 参考デッキレシピ
08/12:リザードンデッキ(カードラッシュCSチーム戦:優勝:516名)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- ポケカ飯メモ
ステラミラクルでブライアを獲得
カースドボムでサマヨールやヨノワールをきぜつさせることで、サイドの調整がしやすくなり、ブライアをプランに組み込みやすくなります。サイドを4枚取り切れるので、ゲームの進行も加速します。
ACESPECでは、偉大な大樹も選択肢に! 序盤にスターアルケミーからピジョットに進化させたり、ヨノワールラインを強く使える点が優れており、ふしぎな飴を節約できるので、自分の動きを優先するカードの採用が可能になります。
ただし、スタジアムカードのため、相手が進化をするデッキの場合、相手もACESPECを2枚使っているかのような恩恵を受ける点をどう見るかが課題です。
2024/08/16追記
最近では、ネジキの採用を目にすることが多くなりました。ヨマワルが盤面にいない状況からもカースドボムが飛んでくる可能性があったり、相手の偉大な大樹を利用したりできる点が評価されているようです。
ドラパルトexデッキ
- 参考デッキレシピ
08/10:ドラパルト/ピジョットデッキ(スクランブルバトル静岡:8-0)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- ポケカ飯メモ
ステラミラクルにてACESPEC きらめく結晶、アカマツを獲得
より2ターン目に「ファントムダイブ」を宣言しやすくなった。
前環境までは、ネイティオ型が主流であったが上記カードの追加によりピジョットを採用した型カースドボムを採用した型が増加傾向にあります。
Tier1であるリザードンexに有利とされシェアを伸ばしているデッキ
型については、ネイティオ型も健在、最近では、カースドボムの採用が目立つ。
▼スリーブ迷ったらコレ!(白がシャッフルしやすいです。)
Tier2
ルギアVSTARデッキ
- 参考デッキレシピ
08/10:スクランブルバトル静岡(8−0)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- ポケカ飯メモ
日本一となったデッキ
レガシーエネルギーの追加から最強デッキの位置づけとなったルギア
2ターン目、「アッセンブルスター」アーケオスを2体展開できた場合は、現状のポケモンカードの中でも最強の動きといっても過言ではない
ナイトワンダラーでは、キチキギスexが採用最有力候補(キチキギスex自体優秀なため多くのデッキで採用されるが)、ドローするシステムという役割はもちろんだが、キチキギスはベンチ狙撃も可能なため戦略の幅がさらに増える
- ルギアVSTAR優勝デッキまとめ
収録:パラダイムトリガー
サーナイトexデッキ
- 参考デッキレシピ
08/12:サーナイトデッキ(トレカフェス京都:準優勝:400名規模)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- ポケカ飯メモ
海外のNAIC(変化の仮面と同等の大会で海外版JCSみたいな位置づけ)では上位がサーナイトばっかりだったくらい、環境の勝ちデッキといえる位置づけ
マシマシラを利用したダメカンばら撒きが強力、特性「アドレナブレイン」によってサーナイトexがHPを保ちながら(190+30の220ラインまで見れる)アタッカーとして活躍する場面も増加
ナイトワンダラー環境でもデッキのスペックは引き続き高いと思いますがリザードンexが伸びてきている点は少し向かい風
プレイは難しいですが上達のためには触っておくべきデッキ
レジドラゴVSTARデッキ
- 参考デッキレシピ
08/10:レジドラゴデッキ(スクランブルバトル静岡:8-0)
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- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- ポケカ飯メモ
以前からあったデッキタイプであるがオーガポンみどりのめんexとの組み合わせで2ターン目からワザを宣言しやすくなったことで戦闘力が上がったデッキ
「りゅうむそう」で繰り出す、ドラパルトexの「ファントムダイブ」は当然、オリジナルのものと同様に相手の盤面へ大きく負荷を与える能力をもちつつも、タケルライコexの「きょくらいごう」での青天井ワザ、相手のたねポケモンを無双できるオンバーンexなど、採用しているドラゴンタイプのカードでいろんな戦略が望めるのも魅力
レジドラゴVSTARのVSTARパワー「レガシースター」もACESPECのカードを再利用できたりと他のデッキにはできないことができる強みがある。
課題は、エネ加速要因がありながらもやはり「りゅうむそう」の3エネ要求を満たし続けれるか!
トドロクツキexデッキ
- 参考デッキレシピ
08/10:スクランブルバトル静岡(8−0)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- トドロクツキex優勝デッキまとめ
Tier3
オリジンパルキアVSTARデッキ
- 参考デッキレシピ
08/10:スクランブルバトル静岡(7−1)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- オリジンパルキアVSTAR優勝デッキまとめ
カビゴンLOデッキ
- 参考デッキレシピ
08/12:カビゴンLOデッキ(POWERS:優勝:100名規模)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
ミライドンexデッキ
- 参考デッキレシピ
08/04:大空洞カシオペアミライドンデッキ(ゴールドラッシュ杯:準優勝:402名)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
テツノイバラexデッキ
- 参考デッキレシピ
08/10:スクランブルバトル静岡(7−1)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- テツノイバラex優勝デッキまとめ
ロストバレットデッキ(LTB:ロストツールボックス)
- 参考デッキレシピ
08/10:スクランブルバトル静岡(7−1)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- ポケカ飯メモ
環境にあわせてカスタマイズが繰り返されるロストバレット
ナイトワンダラーでは、対ロストメタとなるキュレムの追加によりやや握りにくくなったと思うがロストマスターはそれでも握り続けると思われる。
ACDSPEC枠は、概ねプライムキャッチャーが優先されるがシークレットボックスによりロスト数を一気に稼ぎ、早急にヤミラミの「ロストマイン」やかがやくゲッコウガの「げっこうしゅりけん」を繰り出すタイプもある
- ロストバレットデッキの大会優勝デッキまとめ
古代バレットデッキ
- 参考デッキレシピ
08/12:古代バレットデッキ(とってぃ杯:準優勝:40名)
大会結果ツイートはこちら
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- ポケカ飯メモ
サイド1枚しかとられない非ルールポケモンが主体となったデッキ
変化の仮面にてシークレットボックスの追加で速度がさらにアップし、多くの対面に戦える性能となった。2進化exに対してもスグリでのバフ効果を使って1ぱんできるようなプランも取得
※同様にマシマシラの採用も見かけます。個人的にエネルギーの手貼りが大切なのでマシマシラに手貼りする動作(プレイ)が難しい
話題となっているタケルライコexに強いデッキ
オリジンディアルガVSTARデッキ
- 参考デッキレシピ
08/12:ディアルガデッキ(ノスポカップ:優勝:66名)
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- ポケカ飯メモ
シティリーグ後期(5/5、5/6)においても使用されているプレイヤーは少ないものの高い勝率をたたきだしていたデッキタイプ
海外大会Indianapolis Regionalにて優勝したことから使用される方が増えた印象
特徴はなんといってもVSTARパワーの「スタークロノス」での追加ターン
序盤に使用して相手の盤面をめちゃめちゃにすることはもちろん、終盤まで残しておいて最後に勝ち切るようにVSTARパワーを温存されるとそれはそれで嫌
個人的に対面したくないデッキタイプ
ナイトワンダラーでは、キチキギスexの「さかてにとる」が前の相手の番に自分のポケモンがきぜつしていたらのテキストのため、追加ターンももれなく3枚ドローできるぶっ壊れ性能に!
Tier4
※Tier4以降の環境デッキを紹介します。
パオジアンexデッキ
- 参考デッキレシピ
07/28:パオジアンデッキ(バブルこうせん杯:ベスト4:100名)
大会結果ツイートはこちら
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- ポケカ飯メモ
HPの高いポケモンには、パオジアンexの青天井火力
HPの低いポケモンには、かがやくゲッコウガの2枚取り、テツノカイナexの「ごっつあんプリファイ」でサイド2枚を狙えるデッキ
デッキの心臓であるセグレイブ、ビーダルを維持してつづけれるかがポイント
サーフゴーexデッキ
- 参考デッキレシピ
06/29(土) ゴールドラッシュ杯:優勝(36名)
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- サーフゴーデッキレシピまとめ
その他環境デッキ
ロストギラティナデッキ
- 参考デッキレシピ
08/10:スクランブルバトル静岡(8−0)
大会結果ツイートはこちら
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- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- ポケカ飯メモ
▼特徴・ポイント
前環境では、終盤に《頂への雪道》+《ツツジ》を押し付けて捲くるプランが強力であったが《頂への雪道》のレギュ落ちにより以前のプランが使用できなくなりました。
ロストのギミック自体は《緊急ボード》の追加でエネルギーの手貼りに余裕が出たのは追加ポイント、《マキシマムベルト》の追加により「スターレクイエム」、「ロストインパクト」+50のバフでHP330の《リザードンex》を2回サイドを取れるためまだまだ環境デッキと渡り合えるスペックを持っていると思います。
- ロストギラティナ優勝デッキまとめ
ゲッコウガexデッキ
- 参考デッキレシピ
07/20:ゲッコウガ/ピジョット/ヨノワールデッキ(ACSチーム戦:優勝)
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- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
未来バレットデッキ/未来軸テツノカイナデッキ
- 参考デッキレシピ
07/26:バチュル型未来バレットデッキ
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- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
ハピナスexデッキ
- 参考デッキレシピ
07/28:ハピナス/リキキリン/闘オーガポンデッキ(シャバシャバCS:ベスト4:25名)
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- ハピナスex優勝デッキまとめ
アルセウスギラティナデッキ
- 参考デッキレシピ
08/10:スクランブルバトル静岡(7−1)
>>当日の大会結果はこちら
- 相性表
- 環境デッキに対しての相性表(◎:有利、◯:微有利、ー:五分、▲:微不利、✕:不利)
- ポケカ飯メモ
▼特徴・ポイント
- 《マキシマムベルト》の50バフが絶妙
・アルセウス「トリニティノヴァ」180→230ダメージ 多くのたねexポケモン
・ギラティナ「ロストインパクト」280→330ダメージリザードンex - 環境トップのリザードンexへ《テツノイサハex》が自然に採用できる
- 《頂への雪道》+《ジャッジマン》の妨害はなくなったが《ビワ》や《ポケモンリーグ本部》などで妨害する構築も
- アルセウス/ギラティナ優勝デッキまとめ
テツノブジン/ガチグマあかつきデッキ(ブジンガチグマ)
- 参考デッキレシピ
06/08(土) リージョナルカップ:優勝(53名)
>>当日の大会結果はこちら
- ブジンガチグマ優勝デッキまとめ
デッキコードについて
- デッキコードを使用したハイブリッド一人回しの方法
- ポケカ飯考案のハイブリッド一人回し、手持ちのデッキ1つあれば環境デッキとの対戦を実現できます!
- PC、スマホ、タブレットでもOK! デジタル1人回しツールのススメ
- もはやカードすら不要の一人回し方法、カードのスリーブ入れ替え、一人回し時のシャッフル不要など時短効率がかなり高い方法です。