今年のポケカ納めしてきました!
デッキ選択・環境考察
CL大阪の結果から、引き続きドラパルトが最大勢力と予想し、ブリジュラス、古代バレット、ソウブレイズの立ち位置がよくシェアも増加すると考えた。
正直なところ、CL大阪直前に行われたMJカップでサーナイトを触って以降、そのデッキスペックの高さを痛感。環境を気にするより、純粋にサーナイトを使いたいという思いが選択の第一理由だった。
データ的にもサーナイト隙がないくらいに強い!
サーナイトを使う前提で考えた際、特に意識したのが以下の点
ブリジュラスデッキ
CL大阪での勝ちデッキとして注目されたブリジュラス。サーナイト視点では有利なマッチアップだが、ジャミングタワーやロストシティといったサーナイトをメタるカードの採用が増えている点が厄介。
ジャミングタワー
- フワンテの300ダメージのバルーンボム後にジャミングタワーを貼ってサイド1を取る
- 300ダメージを未然に防ぐ
- 先貼りしてエボリューションの抑制
特に1の動きをケアする必要がある。ボウルタウンの雑な使用を避け、フワンテの起動タイミングや最終盤のリーサルでの活用を意識。構築面ではスタジアム枠を増やすことも検討。
ロストシティ
トラッシュポケモンの再利用が強みのサーナイトにとって、キーポケモンがロストされるとプラン崩壊の可能性も。ただし、全体的にはジャミングタワーの採用率が高めであり、特にこちらを意識して対策を進めた。
ボウルタウンの温存や相手への手札干渉自体が対策となるのでジャミングタワーを意識したプレイが結果的にロストシティへの警戒性も上げられると想定(願望)
ソウブレイズ、ロストギラティナ、ルギア(水オーガポン)
これらのデッキでは、かがやくゲッコウガの月光手裏剣がサーナイト対策として使われやすい。環境的にマナフィを採用せざるを得ないと判断。また、ルギアデッキでは水オーガポンの採用がテンプレ化しており、無視できない状況。
ドラパルト
最大勢力のドラパルトだが、構築上特別な対策は取らず、既存の動きを強化する方針を選択。ドラパルトに対しては、サーナイトexが先に190ダメージを当てられる状況を作り、受けたダメージをフトゥー博士のシナリオでリセットすることを意識。また、ドラパルト側もフトゥー博士のシナリオを採用している場合が増えており注意が必要。
自分のプレイングでは、クレセリア入れてもそこまで勝率に関与できなかったので他対面であまり使用しない点も含め、採用なしの方向へ
はるn杯
使用デッキレシピ
特に珍しい構築ではないため今後検討したいと思えるカードのみ
ともだちてちょう
各サポートを再利用できる可能性があるカード、カードの評価としては初期ノイズにもなるし、うまく再利用できるシーンは少ない。 フトゥー博士のシナリオやボスの指令は現状、1枚ずつの構築がテンプレート化している状況でゲーム展開によってはフトゥー博士のシナリオが2枚ほしいやボスの指令がほしいなど発生するのでなんとなく万能カードにも見えるが初期のノイズ札ともなり、初動の動きがかなり大切なデッキなためやや後ろ向きな採用カードではある。
採用理由としてはフトゥー博士のシナリオやボスの指令のかさ増しではあるもののテンプレートレシピよりボスの指令が多いような動きも取れるため、テンプレートを軸に相手がプレイを組み立てた時にイレギュラーなカードなってくれる点に期待した。
また、自分のプレイミスでサイドを先行した際にもう1枚ボスの指令がというようなシーンもあったのでプレイミスのケアを構築でカバーしてもらうとした枠
正直、各サポートの2枚目みたいな立ち位置までなれず各サポートの1.2〜1.3枚くらいのパワーしかないため、明確な採用理由を定めれるカードにした方がよいと思ってはいる
マナフィ
かがやくゲッコウガを抜いてまで採用したカード、理由は冒頭でも書いているが月光手裏剣がわりと飛んでくる環境になった。月光手裏剣をされるとゲームにならないシーンが多いため、なくなく採用。
カウンターキャッチャー2枚目
うまいプレイヤーほどこの枠が1枚だったりする枠
基本的にサイド先行されるゲームが多い中で相手を縛りながらサケブシッポやハバタクカミなどを押し付けるプランが使いやすいため採用とこの縛りながらのプレイを古代バレットには縛り+手札干渉をする必要があるので2枚採用としている
またサイド落ちした場合もゲームプランが一気に難しくなるため自分のプレイ練度からも2枚は必要と考えた
ハバタクカミ
特にミラー戦ではたたりとばす+アドレナブレインなどで2枚取りを狙えるポケモン 特性も強くサーナイトexを縛るなどの動きも強力
使い方がやや難しい点とマシマシラ3枚目を採用してみたいので今後はハバタクカミ→マシマシラ3枚目に変更してみようと考えている枠
ボウルタウン 3枚採用
主な採用理由は、以下2点
- グッズロック化でもポケモンを展開できる点
- サーナイト対策のメタカードがスタジアムである点
正直、3枚目があることで使用する機会も多かった、ただ相手が喜ぶカードでもあるため本当にプレイするべきかは検討すべき
マツバの信念
基本的に前回の記事に記載した通り、サポート枠としてペパーも4枚にしたいところ
先攻・後攻の選択
前回同様、じゃんけんで勝った場合は先攻を選択した。その理由は、後攻1ターン目に相手の「ごっつぁんプリファイ」が最も負け筋と考えたためである。この状況では、クレッフィを相手に押し付けることで早いミライドンの動きを抑制できる点が大きな利点だった。
しかし、テラスタルフェスex環境初期にはミライドンが増加傾向にあったものの、徐々に使用率が減少してきている。この変化を踏まえると、以下の先攻と後攻の特徴を比較した場合、後攻の方が安定した選択肢になる可能性がある。また、その場合はスボミーの採用も視野に入れる必要がある。
先攻の特徴
- クレッフィを押し付けるチャンス
- 先攻1キルをケア
- 先攻を渡したくないデッキへの対策
特にルギアなど、先攻を取られると厄介なデッキが存在。 - グッズロックへの対応が難しい
ただし、先攻1ターン目にポケモンを展開できない場合、グッズロックに苦しむリスクがある。
後攻の特徴
- エボリューションの安定性
キルリア2面が完成し次のターン以降、プレイの幅が広がる(安定する) - サポート「ペパー」の有効活用
後攻1ターン目に使用でき、安定した立ち上がりをサポート。 - スボミー採用時のグッズロック
スボミーを採用する場合、後攻でのグッズロックが可能になり、相手の展開を妨害できる。
対戦記録
❌ 先攻:ガケガニ/テラパゴス
クレッフィがサイド落ちし、ラルトス2体を展開するも、毒スボミーでキルリア→ラルトスと倒され、サーナイトexに進化できないまま敗北。VSTARパワー(スターアルケミー)も温存され、対処する手段がなかった(今回の優勝者との対戦)。
❌ 先攻:ルギア
クレッフィを投げるか迷った結果、自分のボードを優先してラルトスを展開。相手はイキリテイクとテツノカイナでスムーズに展開し、アーケオス2枚をトラッシュへ送る動き。後攻2ターン目で相手が強い動きを見せ、水オーガポンでキルリアとラルトスを一気に倒され、そのまま立て直せず敗北。
⭕ 先攻:サザンドラ
モノズスタートから相手がサザンドラデッキと判明。自分のボードを優先し、リファイン+ペパーで手札を掘り進めながら盤面を固める。相手の手札が渋く、ナンジャモを使わない選択が功を奏し、そのまま押し切って勝利。
⭕ 先攻:ソウブレイズ
初手でポケモンを展開できず、後攻1ターン目に相手がゲッコウガへ水エネルギーを貼り、後攻2ターン目のスターポータルで水エネ3枚ゲッコウガへ供給。後攻3ターン目にゲームエンドを狙う動きに。しかし、カウンターキャッチャーでパルキアを縛り、ターンを稼ぐことができギリギリ勝利。
お相手はCL大阪で使用されたヨネダ選手の構築。
⭕ 先攻:ドラパルト
後攻1ターン目にスボミーが来ず、こちらはキルリアをしっかり展開。相手も渋い動きながらルミナスサインでワタルをサーチしドロンチを展開。ボードが整うまでにこちらが先手を取る展開に持ち込み、カースドボム+ファントムダイブでサーナイトexを倒されるも、準備したキルリア艦隊で対応。マシマシラを2体用意し勝利。
⭕ 先攻:サーナイトミラー
得意ではないミラー戦だが、マシマシラのアドレナブレインやハバタクカミのたたりとばすで2枚取りされないよう意識。サーナイトexのHP管理を徹底しながら、積極的にマシマシラを取るプランを遂行。途中、ハバタクカミを使った縛りプレイがあったが、運良くボスの指令を引き勝利。
⭕ 先攻:ブリジュラス
基本的に2-2-2のプランを目指し、下手にダメージを与えるとレイジングハンマーでサーナイトexが1パンされるため、ハバタクカミで刻むプレイを意識。ディアルガのスタークロノスを負け筋とし、これを取れる場面ではおまもりフワンテを使ってでも排除。終盤、サケブシッポ圏内にしていたブリジュラスをポケモン回収サイクロンで逃され、HP300のブリジュラスを押し付けられる展開。しかし、キチキギスをボスの指令で取り、勝利。
リーサル前のターンのアンフェアスタンプのおかげでキチキギスの展開を誘えたのでよかったがキチキギスが出ない盤面だと逆転される可能性が高かったのでダメカンを乗せたままの状態もこの対面ではターンが無駄になってしまうため注意が必要
5勝2敗で121人中23位。
予選後には、サーナイト使いで有名なれーみん選手の対戦を観戦し、多くの学びを得た。
あとがき
今回初めてはるn杯(メンバーシップ限定大会)へ参加しましたが
日本でも指折りなトッププレイヤーが多く参戦し(はるnチャンネルメンバー含む)100名以上の規模で
めちゃめちゃキレイなフロアでポケカがプレイできました。
メンバーシップ内では大会の対戦動画の視聴もできるので都内の方だったら入り得かと思いました。
メンバーシップ限定大会に参加できる地域であれば価値はかなり高い