- 大会情報
- 2021年11月10日(金)にTCバトロコ高田馬場で開催されたシティリーグシーズン4にて私(ポケカ飯)が使用したデッキの紹介です。(優勝してません笑)
フュージョンアーツ環境
デッキレシピツイート
- 本人ツイート
デッキレシピコード
ブルー型そらをとぶ雪道ピカゼクコケコデッキ
【デッキコード】MMMMX3-kWcki1-MMMypy
スペシャルサンクス
基本的に私のピカゼクは、下記のプレイヤー様のnoteを元に作成しています。自分自身、練習時間が確保することが下手なので立ち回りも含めおんぶにだっこさせていただいてます。(現在進行系)
このデッキの原案者!リスペクト!自主大会含めピカゼクで活躍しまくってます。
最初はむさしさんと同じチームの方って思ってましたw、直近でもシティ予選全勝!
おのでぃちゃんねるにも動画で出演してます。
note(無料):[90人規模トレリ優勝構築]カウンターピカゼクコケコvmax
note(有料):Cレギュ落ち直前!ブルー型ピカゼクコケコパルスワンvmax
無料でいいの?ってくらい優良note、立ち回りやマチスの作戦についてかなり学びをいただきました。直近ではシティリーグ準優勝されており、その内容も下記、noteに追記していただいてます。
その他、同様のデッキタイプでリストをツイートして頂いているプレイヤー様のもしっかりと拝見させていただいてます!この場をお借りして感謝申し上げます。
環境分析
上記、記事は2021/11/15現在、CL福岡前の状態ですがスピードザシアン・ハピナスチルタリスが環境に加わった程度で大きく環境の変化はないと判断
- レギュ落ち前、CL優勝の三神系統が増加
- 環境的に鋼の通りがよく安定感がたかいスピードザシアンの増加
- ミュウに加え黒馬も増加傾向にあり連撃ウーラオスの減少
- 白馬スイクンは継続して環境トップの性能
- ハピナスチルタリス性能は強力であるが数は少ない
デッキの特徴
ざっくりポイント4点
- 後攻をとるデッキ
- 後攻1ターン目に《パルスワンV》「そうでん」→《ピカチュウ&ゼクロムGX》→《カプ・コケコVMAX》にエネルギーをつなぐイメージ(高確率で実現します!)
- サイドは、2−3−3を押し付けれる構成、《パルスワンV》《ピカチュウ&ゼクロムGX》《カプ・コケコVMAX》以外はできるだけ場に出さない
- 最後は、《頂への雪道》+《リセットスタンプ》+マヒ!
採用カード
カード1枚1枚の解説等は、参考にさせていただいているnoteにしっかり記載されてますのでここでは、特徴的なカードのみ限定して紹介させていただきます。
ピカチュウ&ゼクロムGX(採用:1枚)
以前は、スピードが売りなカードでしたが環境に合わせてコントロールよりの使い方に変化、「フルドライブ」でバトンをつなぐイメージ、エネ加速、山圧縮最強!
低耐久+3枚サイドを取れる点も後続の《カプ・コケコVMAX》が活躍展開となるので倒されやすいこともメリットと教えていただきました笑
頻繁ではないですが追加効果あり「タッグボルトGX」も状況によっては使用できるシーンがありますので「フルドライブ」のエネ加速先を思考停止に次のアタッカーと決め打ちしないようにしてます。
デッキ名に「ピカゼク」といいながら採用は、1枚です。《ふうせん》で逃げれないため、スタートしてしまうと後1「そうでん」ができないため。
そらをとぶピカチュウV – そらをとぶピカチュウVMAX(採用:各1枚)
通常の雪道ピカゼクコケコデッキには採用されていないカード
台湾の雪道コケコに入っているものから輸入したカードです。
(むさしさん共有ありがとうございました。)
主な役割としては2点
- 三神系統(たね主体デッキ)への完封
- 闘タイプへの対応力アップ
三神系統(たね主体デッキ)への完封
私が参加したシティリーグのタイミングでは三神系統のデッキはたねポケモンのみで構成されていると判断したため「ダイバルーン」を宣言しつづけるだけで勝てます。
元々、このデッキタイプは三神系統のデッキに有利をとれている認識でしたが当日、1番マッチングすると想定したデッキタイプであったため精神安定剤&試合中の脳のリソース節約になると考え採用してみました。
闘タイプへの対応力アップ
副産物程度ですが数を減らしてはいますが闘タイプへの抵抗もあり、《マオ&スイレン》を絡めることで《れんげきウーラオス》の攻撃を3回耐える可能性もあり、ワンサイドゲームになりづらい点も評価できます。
さらに逃げエネ0がエライです。
実際は、対面したくないマッチでのスタートがあったり枠の都合上1−1のみでの採用であったため、ノイズとなる場面はやはりありました。
三神についても《クチートGX》や《やまびこホーン》の採用もあるため、オススメはできないです笑(自分はもう少し煮詰めてみます)
パルスワンVMAX(採用:1枚)
このカードの追加で雪道ピカゼクコケコのスペックが上昇した1枚、特に「オルタージェネシスGX」後にサイド4−4プランの押し付けが自然にできるようになりました。
三神にはヤスタカさんのnoteに記載されている《パルスワンVMAX》と《ピカチュウ&ゼクロムGX》ラインで闘うプランが個人的にすごくプレイしやすいです。
それとなんといっても3エネで230ダメージというVポケモンを1ぱんできる火力が魅力です。
今後の雷を背負う逸材なのかもしれません。
クイックボール(採用:1枚)
普段は、《バトルVIPパス》を使用していましたが《そらをとぶピカチュウVMAX》採用することで後攻1ターン目に相手のデッキタイプが判明してない段階で使用するポケモンを選択できないケースがあり、2ターン目以降も使用できる《クイックボール》を選択しました。
コストも重いと感じケースが多いためそらをとぶピカチュウ不採用の場合は、《バトルVIPパス》派です。
しんかのおこう(採用:2枚)
1枚がテンプレート化されてますが今回、《そらをとぶピカチュウVMAX》の採用で進化ラインが増えたことで枚数を増やしました。
元々《パルスワンVMAX》、《カプ・コケコVMAX》がいる中で使用ポケモンは1匹のため1枚採用とされている枠ですがサイド落ちに怯えず《ブルーの探索》からしっかりアクセスできるようになりました。
ポケモンいれかえ(採用:1枚)
理想は、2枚ですが枠の都合上、1枚に主な用途が《ピカチュウ&ゼクロムGX》でスタートしてしまった際の《パルスワンV》をバトル場に出すカード。
《ライチュウ&アローラライチュウGX》の採用もないため使用したいシーンは少ない、《マオ&スイレン》で代用できる点から思いっきって1枚採用としました。
ファミリーポケカ収録のいれかえが右下にピカチュウマーク入ってるのでかわいくてこのデッキに合ってます笑
タフネスマント(採用:1枚)
雪道ピカゼクコケコのどうぐ枠はかなり幅があり、環境メタやプレイヤーによって変化があるところでこの枠を見るだけでもなるほどとなります。
《タフネスマント》の採用理由は主に下記、2点
- 《そらをとぶピカチュウV》の耐久性能UP
- 《パルスワンV》の試行回数確保
《そらをとぶピカチュウV》の耐久性能UP
HP190しかないため、《そらをとぶピカチュウVMAX》を出したいマッチングであるスピードザシアン対策にギリギリ「ブレイブキャリバー」耐えるために採用
ただし、スピードザシアン側には《ガラルジグザグマ》、《くちたけん》などのカードもあるため確実ではない点は注意が必要です。(あくまで相手の要求を上げるためのカード)
《パルスワンV》の試行回数確保
《パルスワンV》が前でワザを宣言できる回数が増えるとよりこのデッキが有利になるシーンが多いと考えてるため《そらをとぶピカチュウV》を展開しない場合は、優先的に使用します。
《カプ・コケコV》もHP200のため《クワガノン》の「エレキブラスター」できぜつしないように使用するケースもあります。
ツールジャマー(採用:1枚)
序盤、積極的に使用したい《グズマ&ハラ》でサーチできる点を強く評価し採用しました。
最近の環境デッキの足回りは、《ポケモンいれかえ》を削減し《ふうせん》に頼るデッキが多く、《ツールジャマー》で相手のバトルポケモンを縛れるシーンが多く発生します。
特にこくばバドレックスデッキは、《ふうせん》でのいれかえが主軸であるため《パルスワンV》に貼って「そうでん」するだけで番をもらえたりします。(シャドーミストは割とささりますが、、、)
《ブルーの探索》型であれば《ツールスクラッパー》も効果的に使用できるのでどちらか選択!
タッグコール(採用:4枚)
グッズで手札が1枚から2枚に増える魔法のカード
グズマ&ハラ
《ブルーの探索》と同様に多様する確定サーチカード、コストは思いですが山札圧縮→《スピード雷エネルギー》でドロー機会が増えるため積極的に使用していきます。
マオ&スイレン
このカードがないと勝てない対面多すぎます。詳細は、前述のnoteを参考にしてください。
《カプ・コケコVMAX》から倒しにきたタイミング、《クワガノン》の「エレキブラスター」+「クイックシューター」できぜつしないように回復など使用用途は多岐に渡ります。
シロナ&カトレア
唯一の縦引きサポート、《タッグコール》からサーチできるドローサポートというだけで強く、次の番、トラッシュから回収したサポートでの行動を予約できるのは強いです。
ただ意外と使用する頻度は少ないので確定サーチが不要のタイミングで《ボスの司令》や《ブルーの探索》を勝ち筋を考えて回収していきます。
ブルーの探索(採用:4枚)
”ブルー型”と冠をつけるほど重要カード、ポケカの特徴でもある大量ドローを放棄してしまいますが、欲しいカードにしっかりアクセスできるチートカード、自身の勝ち筋をパズルのようにつないでいく動きがたまらないです。サーチカードは1,2手先を見据えたサーチを心がけるようにしてます。
大量ドロー大好きですが以前、ブルーの探索型のレシラム&リザードンGXデッキを握っていたこともありブルーの探索大好きです。
当時(Bレギュ時)に使用していたデッキ
ボスの司令(採用:2枚)
《シロナ&カトレア》での回収行動もあるため甘えて2枚でしたが足りないと感じました。
嵐の山脈(採用:2枚)・頂への雪道(採用:3枚)
《グズマ&ハラ》、《ブルーの探索》でアクセスできるカード
最終的に《頂への雪道》を出した状態で《カプ・コケコVMAX》の「ダイショック」を使用することを目的としたデッキのためスタジアムの取り合いに負けないように5枚採用してます。
前々日までは、《嵐の山脈》1枚、《頂への雪道》4枚の構成でしたがそらをとぶシステム採用したためか初動が安定しなかったため《嵐の山脈》の枚数を増やすことで対応しました。
相手の《混沌のうねり》に対しては、できるだけ《嵐の山脈》でスタジアムを割るプレイングを意識します。
採用候補・不採用カード
リーリエのピッピ人形
必要最低限のポケモンしか場に出さないため、《あなぬけのヒモ》が強烈に刺さります。1枚採用しているものの終盤、《マオ&スイレン》と組み合わせて回復できる動きも強いですし、《ライチュウ&アローラライチュウGX》を採用している際は、「タンデムショック」でのマヒを狙ったりとデッキのポテンシャルを飛躍的に上げてくれてます。枠があれば優先的に追加したいカード。
マリィ
手札にある《基本雷エネルギー》を山札に戻せるカード(戻すことで「そうでん」や「フルドライブ」の対象とできる)、貴重なドロー系サポートですがデッキコンセプトと相性がよくないと判断し採用見送りました。
- 終盤《リセットスタンプ》と相性が悪い
- 自分も事故る可能性あり
- 《マリィ》を使用するタイミングが以外とない
雪道ピカゼクあるある
《スピード雷エネルギー》手貼りで《基本雷エネルギー》手札にきて「フルドライブ」でエネ加速できなくて泣きがち
アスナ
相手の《混沌のうねり》に強くなれるサポートカード、
サポート権を使用する必要がある+使用タイミングが限定的とスタジアム5枚でなんとか最終的に《頂への雪道》を置けると判断不採用としました。
採用するのであればカウンター時に強力に動ける《マチスの作戦》も合わせて採用したいです。
ポケギア3.0
2枚採用ですがマリィ耐性、デッキの安定性の確保から枚数を増やしたいと常に考えています。
クロススイッチャー
《ブルーの探索》と相性がよく《ブルーの探索》が《ボスの司令》枠になってくれるカード、現物が手元になかったこともありますが試行時間、枠の捻出が個人的に難しかったためスルーしました。
手札に《ボスの司令》がない状態で、ベンチ呼び出したい時は、《ブルーの探索》、《シロナ&カトレア》経由で1ターン準備が必要のためグッズでこのことができるのは偉いと思います。
カプ・コケコV(HP210)
基本的に《カプ・コケコV》で闘うことは、理想ムーブから外れた時であるため、たねポケモンとしてはこちらを採用も有と考えてます。
逃げエネが0でない=初動の安定性が低くなると判断し、逃げエネ0の《カプ・コケコV》を採用としました。
HP210カプ・コケコVのメリット2点
- メッソンを1ぱん(後1たねぎれでイージーウィンが狙える)
- エレキブラスターを1回耐えれる
対戦結果
【L】鋼ミュウVMAX 後攻
《ミュウVMAX》の強さである先攻2ターン目からの「テクノバスター」+《あなぬけのヒモ》でそうでんでエネ加速したポケモンをとられ完敗
【W】闘ミュウVMAX 後攻
《ガラルサンダーV》が見えましたがこのデッキのコンセプト上、特性「とうそうほんのう」が強く働くこともないため、プラン通りにサイドを取ってもらい《頂への雪道》+「ダイショック」で勝ち
【W】三神ザシアンファイヤー 後攻
ついに三神とマッチング
そらをとぶシステムもサイド落ちなしだったため後攻1ターン目から《そらをとぶピカチュウV》にエネ加速、後攻2ターン目から「ダイバルーン」連打でワンサイドゲームで勝ち
【L】リーフィア/ファイヤー/インテレオン 後攻
《そらをとぶピカチュウV》スタート、、、逃げエネ0の《そらをとぶピカチュウVMAX》が以外に刺さる?と思いましたが《頂への雪道》+「ダイショック」プランを目指し、プレイ
お相手も「クイックシューター」のウチ方などややプレミがありましたが勝負どころで《頂への雪道》が貼れず最後は、「デデチェンジ」から必要札引かれて負け
【W】ミュウVMAX 後攻
《エネルギー転送》サイド落ちで後攻1ターン目に「そうでん」ができないという悲劇
お相手が《ピオニー》等でリソース切りまくってたので1ターン遅れましたがコンセプト通りのサイドプランを押し付けて勝ち
あとがき
Bマークがレギュレーション落ちしてほぼ《ピカチュウ&ゼクロムGX》を大会では握れないと思っていましたがすばらしいデッキを教えていただき、ピカゼクと戦えたことは感謝しかないです。
握る候補の山はいくつかありましたが今回は、ピカゼク好きだから握ったっていうのももちろんありますが、デッキのポテンシャルがかなり高く、現環境雷の立ち位置がよいに加えデッキの認知度がそこまで高くないことからトナメ進出、優勝を狙える山と判断して握りました。
レギュレーション変更まで少し期間はありますが機会があればまた「フルドライブ」したいです。
あまりレアリティとか気にしないタイプですがシティ前に25thのエネルギーに入れ替えました!