優勝デッキのまとめをしている際に目に止まった
タチフサグマデッキ。
タチフサグマの実装当初は、ボスの司令がない、環境のメインアタッカーに
たねポケモンが多いという点から環境にうまくマッチして強かったという認識で
私個人的にボスの司令の実装、VMAXポケモン(進化ポケモン)の実装があり
環境にマッチしていた部分が薄くなり勢力はかなり落ちているという考えでした。
今回2つのデッキをご紹介させていただきます。
第1回ケント杯:準優勝 インテレタチフサグマデッキ
デッキコンセプト
小ズガ、三神、ドラパに強いとのことです。
エアプで申し訳ないですが私がレシピを見て感じた感想とカード用途について
ポケカ飯的な解説をいれさせていただきます。
大きく勝ち筋が2パターンあると考えてます。
また、ピン刺しのカードが多めになってますがインテレオンのうらこうさくが
あるためメッソンを建てれればそこから臨機応変にトレーナーズをサーチしてこれる
設計のため問題なさそうです。
ガラルタチフサグマのブロッキングで一方的に勝つ
「ブロッキング」のワザを使うと次の相手の番にたねポケモンからの攻撃を
受付ません。
まだ環境にはたねポケモン主軸なデッキも多く存在しておりそれらのデッキには
この「ブロッキング」を押し付けてサイド取り切るプラン。
主に、子ズガ、三神、ピカゼクはこのポケモンで積むパターン多いです。
注意点はたねポケモンからダメージを受けないのはワザをうったタチフサグマのみ
ベンチを狙う戦術をとってきますのであまりベンチに並べないような運用にするのも
考えて展開したいです。
おそらくベンチ狙撃対策にサカキの追放やが採用されているのかなと思います。
イベルタルGX+ヤミラミVで勝つ
VMAXのような高HPポケモン相手だとブロッキングの効果も効きませんし
打点が足りないため倒せません。
ガラルジグザグマ+ガラルタチフサグマでターゲットのポケモンにダメカンを4つのせ
イベルタルGXの「ディスカウントGX」で問答無用に気絶させる戦法となります。
HP300オーバのポケモンでもワンパンです。
その後は、タチフサグマの特性でターゲットのポケモンにダメカンを蓄積していき
ヤミラミVの「マッドネイル」で倒します。
「マッドネイル」は2エネでのっているダメカン×60という破格の性能
ガラルジグザグマ→ガラルタチフサグマで単純に4つのせるので4×60+10=250ダメージ
さらにガラルジグザグマは4枚採用してますので数個のダメカンをのせれるますので
ほとんどのポケモンをワンパンできる数字まで伸ばせるのが魅力です。
個別カード解説
ジラーチ◇+バリヤード+ヤレユータン
オシャレかつ強力なコンボカードです。
①さるぢえでジラーチ◇を山札の1番上に置く
②バリヤードの効果でジラーチ◇をサイドに忍ばせる
③相手ポケモン気絶時にジラーチ◇を回収する。(ベンチに空き枠必要)
相手のサイドプランが崩れるので一気に有利の展開となります。
イベルタルGXでVMAXポケモンを倒した際はなんと4枚のサイドカードを
取ることができます!
メッソン→ジメレオン→インテレオン
デッキの軸ともなっているインテレオンライン
特性「うらこうさく」で安定感をもたらします。
サポート権なしでトレーナーズをサーチできるのはほんとに強いです。
また、インテレオンお「アクアバレット」はベンチにも20ダメージ入るので
イベルタルGX、ヤミラミVのポケモンのダメカンを参照するワザの調整として
重宝しそうです。
インテレオン→回収ネットするのもおもしろそうです。
クチナシ
不用意にトラッシュされてしまったヤミラミVやイベルタルGXの復帰と
ガラルタチフサグマを連続してたてる際にガラルジグザグマを戻すための採用
と思います。
第2回skymana杯:準優勝 ネットタチフサグマデッキ
デッキコンセプト
かなり再現性を求めた結果が集約されていると思いました。
お手本のような構築。
特にジラーチ4枚やエネルギースピナーの採用は事故率を減らしている工夫を感じます。
リセットスタンプやマリィの相手手札干渉系は採用せず、
その枠は、自身のデッキの動きをより安定させるため使用しているとのことでした。
デッキコンセプトはツイートにも書かれている通り
先にご紹介させていただいたインテレタチフサグマと勝ち筋を同じということが
理解できます。
タチフサで詰ませるルートと、ヤミラミとイベルタルでサイドを取り切るルートの2つを使い分けられるので、
幅広いデッキに対応できます
個別カード解説
個人的にレシピから基本的なカードで構築されているため
あまりピックアップして書けるカードがありません。(いい意味で)
メイ
序盤はジラーチメインでパーツ集めをする想定で
倒れた時に更に必須パーツをサーチしてくるカードとして選択。
カウンターゲイン
メイ採用で序盤はサイド差がついている状況を想定できるのと
せっかくたったガラルタチフサグマのブロッキングをうつまでの
速度をあげるためのカード。
「ブロッキング」をうてないと倒れてしまうため、必要なケースは
割と多めなのかなと思います。
ガラルマッスグマ
こいつ自身は特性はないですがふしぎなあめ経由せずガラルタチフサグマへ
進化できるのと回収ネットで手札から再度、ガラルタチフサグマへつなげれる
ルートをつくれる点がよいです。
あとは、ワザの「つじぎり」が1エネで20ダメージ出せてベンチに逃げれるので
1,2個ダメカンをのせれるだけでもこのデッキでは大きな意味があるので
そこも評価できると思ってます。
あとがき
お二方のタチフサグマデッキみて
可能性を感じました。個人的にオワコンって思ってたカードが実は、トップメタも
倒せる性能をもちつつ汎用性もあるというのを知ってかなり勉強になりました。
デッキ構築する際は、タチフサグマデッキも環境にいる意識をもって
組まないと対策なしでは負ける確率がかなり高いデッキと思います。