デッキ選択
最近は、先週使用したブリジュラス+ディアルガ+ニャオニクスをそのまま継続しようかと考えていました。しかし、同週の平日のシティリーグの結果から《ブリジュラス》の使用率がかなり伸びていることをキャッチし、増加傾向にある環境で有利を取れるデッキとして《サーナイト》を選択することにしました。
実際に、PDB(対戦データベース)の各対面の勝率データを確認したところ、《サーナイト》が高水準の勝率を維持している点も選択の決め手になりました。
《サーナイト》のプレイが難しいという懸念はありましたが、大筋の動きは、なんとなく理解しているつもりという点、また、現環境で強いデッキを実際に触れてみる重要性を感じたことから最終的に選択しました。
MJカップ
使用デッキレシピ
採用カード
カウンターキャッチャー 2枚
1枚採用の構築もある中、今回は2枚採用を選択。《サーナイト》デッキはスピードが遅く、巻き返しを狙う展開が多いため、サイドビハインドの場面に対応するカードとして優秀。特に、逆転を狙う際にベンチポケモンを縛る必要があるシーンが少なくない。《ボスの指令》以外に最低でも1回は相手を裏から呼ぶ手段を確保したい。裏を呼べないことで勝ちを拾えなくなるケースを防ぐため、自分のプレイスキルとの相性も踏まえ、2枚採用のほうが勝率向上に繋がると判断。
マツバの信念 1枚
縦引きカードとして1枚採用。同じ選択枠として《博士の研究》があるが、このデッキでは手札のカードをトラッシュする行為がリソース管理の面で非常にシビア。加えて、グッズロック環境下では《ペパー》の効果が本来の力を発揮しにくいこともあり、縦引きの重要性が高い。
《マツバの信念》は引けるカード枚数が少ない場合もあるが、手札をキープしたままドローできる点で当デッキと相性が良い。さらに、相手がベンチに8体並ぶような状況では、大量ドローカードとして活用できる点も評価。
フトゥー博士のシナリオ 2枚
1枚採用がテンプレートとされる中、今回は2枚採用。《スボミー》を採用したことで《カビゴン》の縛り対象が増えるため、回収札としての重要性が高まったことが主な理由。また、グッズロック中に《アドレナブレイン》だけでダメカンを乗せるプランを選択する場合、《サーナイトex》を回収しエネルギーを再びトラッシュに送る必要がある。このような状況に対応し安定性を確保するため、2枚採用とした。
アンフェアスタンプ(ACESPEC)
アンフェアスタンプは、シティリーグで入賞したサーナイトデッキの約80%以上に採用されています。このカードは、相手の動きを妨害しつつ、自分の山札をリフレッシュできる点が非常に強力
- カードの特徴と強み
- 自分の手札を山札に戻しつつ5枚ドローが可能。この効果で、不要なカードをリセットし、重要なパーツを引き込むチャンスを作れる
- 特に相手の手札をリフレッシュさせることで、次ターンの動きを制限する妨害要素としても活躍。
- 後続の動きをスムーズにする
- 《アンフェアスタンプ》を使った後、「リファイン」や「かくしふだ」といった特性を活用することで、さらに手札を調整可能
- 状況に応じたサポートカードを選べる点も魅力。《ペパー》で不足札のをサーチしたり、《ボスの指令》《フトゥー博士のシナリオ》を駆使することで柔軟なプレイングが可能。
対戦記録
⭕️ 先:ソウブレイズ
最初の1体目に《レガシーエネルギー》がついたため、「バルーンボム」や「ミラクルフォース」でダメージを稼ぎつつ、「アドレナブレイン」で落とすことを意識。
最終的にサイド2枚を取ったあと、出てきた《キチキギスex》と《レガシーエネルギー》つき《ソウブレイズ》を一気に取り、勝利。
❌ 先《ルギア》
《スボミー》でロックがうまくかかり、先にサイドを取る展開。しかし、《ルギア》から《マシマシラ》が出て《ルミナスエネルギー》が貼れれる。
自分が残りサイド2の状態で《レガシーエネルギー》付き《テツノカイナ》をバトル場に出され、《アドレナブレイン》圏内にダメージを入れるも。相手の《マシマシラ》の特性でダメカンが戻り、最終的に《マシマシラ》2体目or《フトゥー博士のシナリオ》を使用した特性の2回使用まで間に合わず負け。
《ボスの指令》の使い方が雑だった。(ギフトがついていないサイド2のポケモンを狙うために使用)最終的なゲームプランが不明確だったことが敗因。
《ナンジャモ》ケアで《夜のタンカ》を使用し、《マシマシラ》を拾ってベンチに投げたが、《フトゥー博士のシナリオ》も山にあったため、エネルギーにもポケモンにもなるカードを手札に残す選択ができたと反省。
⭕️ 先:古代バレット
相手が《イダイナキバ》スタートだったため、環境的にで古代バレットだろうと予想。(実際、以前お会いしたことがある方だったので人読みもあり)
《イダイナキバ》スタートはかなりありがたく、さらに相手のデッキが思うように回らない状況の中、《サケブシッポ》で裏の《かがやくゲッコウガ》を取りつつ、《トドロクツキ》(小月)を取り進めました。
相手がようやく動き出したターンにはこちらが残りサイド2だったため、そのまま押し切り勝利。
この対面は不利よりと思っているのでラッキーでした。
❌ 先:ドラパルトリザードン
相手が盤面をしっかり整え、ゲーム全体をコントロールされた印象。《ドラパルトex》が先殴りした際、自分が《キルリア》に進化できず構築上(《ふしぎなあめ》不採用)反撃が厳しかった。
中盤以降、《サマヨール》も立ち、《キルリア》ラインが消滅するリスクを恐れながら立ち回る展開。
終盤、相手残りサイド1の状況で《カースドボム》の130ダメージを防ぐため、《サーナイトex》2体立て、《マシマシラ》に《勇気のおまもり》をつけて抗ったが、《ナンジャモ》後に《リザードンex》が登場し、《サーナイトex》を取られ敗北。
進化できない場合、《マシマシラ》にエネルギーを貼って待機させ、「サイコトリップ」の圧を与え、相手への要求を高めるべきだった。
⭕️ 先:ルギア
前戦で《スボミー》からのプランで《アーケオス》が切れず苦戦したため、再度《スボミー》プランを選択したが、しっかりと「アッセンブルスター」まで辿り着かれた。
《水オーガポン》でサイド2枚取られる場面もあったが、2-2-2プランを通して勝利。
ベンチ状況によるが、普通に《テツノカイナ》で「ごっつぁんプリファイ」されるほうが苦戦する。
❌ 先《ドラパルト》
相手がじゃんけん勝ちで後攻を選択。お互い《スボミー》スタートだったが、こちらはポケモンを出せず、相手《ナンジャモ》→《スボミー》でグッズロックへ移行。
ドロー後も展開が続かず、自分の《ナンジャモ》から《クレッフィ》《ハバタクカミ》しかキャストできず《タネ切れ》で敗北。
相手が《ワタル》を3枚採用し、グッズロック耐性が高く、自分の動き、ペースをしっかり作れるデッキだと再認識
大会結果
トナメル参照(主催の結果ポストは現時点でポストされてなかった)