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【ポケカ飯使用】ブリジュラス/ニャオニクス【テラスタルフェスex環境:立川ポケカCS】

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ハイクラスパック「テラスタルフェスex」発売直後の自主大会で注目すべき環境変化

新環境開催前の考察

例年、ハイクラスパックは環境に大きな影響を与えないイメージがあるが、今回の「テラスタルフェスex」は一味違う。特に注目すべきは、エネルギー不要かつ逃げエネ0でグッズロックを仕掛けられる《スボミー》の登場。このカードの性能が、多くのデッキの構築や戦略に大きな影響を与えると予想される。

グッズカードはデッキの動きを左右する重要な要素であり、グッズロックが試合展開に与える影響は非常に大きい。環境の変化に伴い、以下のようなポイントが注目される。

環境変化のポイント

新環境開催前の考察

2進化系デッキの弱体化
《ふしぎなあめ》を使った進化ができない可能性が高まり、構築の見直しが必要に。

後攻特化デッキの台頭
後攻を選択する価値が高まり、戦略が多様化する。

試合時間の延長
グッズロックの影響で試合が長引き、引き分けや両負けが増える可能性。

《イキリンコex》の活用増加
グッズロックが仕掛けられる前に展開を進める動きが求められる。

スボミー対策ポケモンの評価上昇
1エネで《スボミー》を倒せるポケモン(例: 《ヒトカゲ》、スピンロトム、ジュラルドンなど)の重要性が増す。※倒すと《キチキギスex》や《アンフェアスタンプ》で展開されるのは注意!

サポートカードの需要変化
グッズが使えない状況で、《ジニア》や《ワタル》などのポケモンサーチサポートが再評価される。

ハイクラスパック後、評価が上がりそうなデッキ

新環境開催前の考察

サーナイト
《スボミー》を使う戦術も可能で、多様な戦略が取れるデッキ。スペック面でNo.1といえるが、分岐が多く制限時間が課題。

ミライドン
《スボミー》を使う側でも使わない側でも強力。特に《テツノカイナex》のプランが通りやすくなる。

ルギア
グッズの依存度が低く、環境の影響を受けにくい。また、新たに《レジギガス》の追加が追い風となる。

ガケガニ
後攻の価値が上がる環境で、先攻1キルを狙える強力なデッキ。
ガケガニデッキにも《スボミー》を選択し《くさりもち》やどくダメージなどでダメージを与えながらグッズロックを狙うことも可能
ポイントは、どくダメージで相手ポケモンをきぜつさせることで、《キチキギスex》や《アンフェアスタンプ》の発動条件を満たさせないプレイが強力

ブリジュラス
「むずむずかふん」のダメージを無効化できる草抵抗を持ち、《ジュラルドン》で《スボミー》を処理可能。《博士の研究》の採用でグッズロックにある程度耐性を持つ。

ソウブレイズ
後1で技を使うことが少ないため、《スボミー》のグッズロックが有効。《スボミー》が倒されてサイドを1枚取られても、サイドレースには影響がなく、ターンが返ってくるだけで《ソウブレイズex》の火力が伸びるのが強み。

評価が下がりそうなデッキ

新環境開催前の考察

レジドラゴ
エネルギー加速がグッズに依存しているため、遅れを取る可能性が高い。

2進化系デッキ(リザードンやドラパルト)
《ふしぎなあめ》が使えず、構築の見直しが必要。中間進化を採用したり、《偉大な大樹》や《エボリューション》で進化を補う工夫が求められる。

環境予測とデッキ選択

新環境開催前の考察

《ミライドン》デッキが増える環境を予測し、その対策として以下の3デッキが候補に上がりました。

サーナイト
おそらく最強デッキではあるが、練度が足りていない点、今サーナイト握ってるプレイヤーは長くサーナイトをプレイしている傾向が高い(個人の感想)イメージ(ミラー勝てる見込みがうすい)
また時間制限も25分いっぱい使う試合が多く試合終盤短時間での最適解を求められるシーンも予想される。

リザードン
評価が落ちているものの、対ミライドン性能は高く、動いてしまえば高耐久、高火力でなんだかんだ勝てそうなイメージであったが構築を煮詰めることができなかった。
宝石型(テラパゴス採用)を検討していてグッズロックしないパターンでも《ジャッジマン》を使いながら《スボミー》を取る動きを「ほうせきさがし」から実現できないかというような視点で考えてはいた。

ブリジュラス
以前から《ポケストップ》を活用できるデッキは強いと考えていて、一度、仮組みしていた《ニャオニクス》採用型、当時はぶん回す意識で《トレッキングシューズ》なども採用していたが対グッズロックにチューニングして大会へ望むことにした。
デッキコンセプトとして裏を呼んで2−2−2プランの遂行!

ポケカ飯
ポケカ飯

候補デッキから1番プレイが簡単(シンプル)であり、楽に先攻とれそな環境でもあったため、ブリジュラスを選択。

使用デッキ

ブリジュラス/ニャオニクス

デッキコード

デッキコンセプト
・裏呼びからのサイド2−2−2の遂行
・エネルギーをトラッシュに送る必要があるため、イキリテイクや博士、ポケストップで回す

採用カードの解説

特筆すべきとこのみ記載

ポケモン

ジュラルドン-ブリジュラスex(4-3)
グッズロック環境では本来、《ブリジュラスex》を4枚採用するのが理想だが、枠の都合で断念。試合中に《ブリジュラスex》を2枚トラッシュに送ることもあったが、《夜のタンカ》を活用してリソース管理を徹底することで対応できた。

ニャスパー-ニャオニクス(2-2)

結構テキスト確認された

当デッキの強みとなるカード。《ニャスパー》のHP60は「ファントムダイブ」のばら撒きで倒されやすいため注意が必要。2進化デッキの減少を予想していたが実際には外れ。ただし、「ファントムダイブ」の使用タイミングが遅くなったこともあり、《ニャオニクス》への進化は問題なく行えた。

ディアルガV-ディアルガVSTAR(1-1)
「スタークロノス」で一気に試合を決める逆転プランを想定。ただし、無理にこのカードを活かそうとする構築は難しく、基本は《ブリジュラスex》メインで戦うため1-1の採用に留めた。

ジーランス(1)

特性「きおくにもぐる」を活用し、《ブリジュラスex》が「レイジングハンマー」で「メタルディフェンダー」以上の火力を出せるようサポート。

イキリンコex(1)
特性「イキリテイク」でトラッシュにエネルギーを送りつつ手札補充が可能。盤面で負け筋になりやすいカードだが、《ポケモン回収サイクロン》や《フトゥー博士のシナリオ》でリカバリーが可能。デッキ回転への寄与が大きく、2枚採用も検討価値あり。

かがやくゲッコウガ(1)
特性「かくしふだ」が「ごうきんビルド」と好相性。序盤からベンチに置いておく優先度が高い。

グッズ

ネストボール-ハイパーボール(4-4)
最大枚数採用。どちらも《イキリンコex》へのアクセスを確保。ハイパーボールはエネルギーをトラッシュに送る役割も兼ねる。追加するなら《ヒスイのヘビーボール》が候補。

大地の器(3)
山札からエネルギーを抜きつつデッキ圧縮を図れるカード。「かくしふだ」や「ごうきんビルド」の活用を促進。理想は4枚採用。

夜のタンカ(4)
トラッシュからポケモンやエネルギーを回収できる重要カード。用途が広く、最大枚数採用。

のんびりじゃらし(4)

結構テキスト確認された

《ニャオニクス》で使用するのが基本だが、後攻時には相手のテンポを遅らせる手段としても有効。

ともだちてちょう(1)
トラッシュに落ちたサポートカードを回収可能。《ポケストップ》を採用している場合、ほぼ必須。

ポケモン回収サイクロン(1)
高耐久の《ブリジュラスex》やシステムポケモンの回収に使用。他のACESPEC候補は不採用。

サポート

博士の研究(4)
最強のドローカード。グッズロック環境下でも《ブリジュラスex》への進化や手張りをサポート。序盤から中盤まで幅広く活躍。

ナンジャモ(2)
手札干渉を目的に採用。相手のプランを崩すために重要。

フトゥー博士のシナリオ(2)
《イキリンコex》の回収、「ごうきんビルド」の再利用、いれかえ札など、多目的に使用可能。

ネジキ(1)
テンポを崩さず《ブリジュラスex》へ進化させる用途や、《ディアルガVSTAR》の奇襲用。ピン刺し採用だがプランニングを楽しくするカード。

ボスの指令(1)
《のんびりじゃらし》で補えない、《ニャオニクス》不在時の確定呼び出しとして1枚。

スタジアム

ポケストップ(2)
採用当初は3枚だったが、相手に有利な場面も多いため2枚に調整。

エネルギー

基本鋼エネルギー(10)
トラッシュに送りやすい枚数を採用。「かくしふだ」のコストや手貼りに余裕を持たせるため、多めに設定。

不採用カード、採用候補カード

ニャオニクス 特性「おまねきイヤー」

白熱のアルカナ収録

特性「おまねきイヤー」が強力で採用候補に挙がった。《ニャスパー》を場に出しておくことで、《ネジキ》や《フトゥー博士のシナリオ》、さらには《ナンジャモ》へのアクセスが容易になる。《夜のタンカ》を活用した動きも可能で、状況次第では非常に強力なカード。

イキリンコex(2枚目)
大会中に1度サイド落ちし、動きが鈍った場面があったため、2枚目の採用を検討。初動や中盤の安定性を向上させる可能性がある。

スクランブルスイッチ(ACESPEC)

《ディアルガVSTAR》の「スタークロノス」を重視する場合の採用候補。バトル場の《ブリジュラスex》が耐えたタイミングで《スクランブルスイッチ》を使用し、「ごうきんビルド」を絡めて5エネルギーを確保できる。

ヒーローマント(ACESPEC)
《ブリジュラスex》にダメカンを多く乗せることで、「レイジングハンマー」の火力を大幅に上げられる可能性がある。ただし、《ポケストップ》を回す構築のため、《ポケモンのどうぐ》はデッキに馴染まないと判断し、不採用。

学習装置
《ディアルガVSTAR》へのエネルギー供給手段として検討したが、《ポケストップ》との相性が悪いことから不採用。エネルギー管理の他手段で十分対応可能と判断。

スボミー

《ジュラルドン》のにげるエネルギーが2であるため、実戦での使用機会が限られる。《イキリンコex》の「イキリテイク」や《博士の研究》を駆使して盤面を整え、《ジュラルドン》の「ぶちかます」(30ダメージ)で突破する方が現実的な勝機があると判断。また、《アンフェアスタンプ》が飛んでくることを想定し、《ポケストップ》や《かがやくゲッコウガ》で山札を掘る準備を優先する方が安定性が高いと考えた。

大会結果

参加した大会 第20回 立川ポケカCS〜年末Special〜

大会結果

デッキ分布

運営さんが卓まわって手集計されてました。あざます!

大会のデッキシェアを見たところ、《ドラパルト》の採用が非常に多い印象でした。一方で、《ミライドン》をメタにしたデッキはそれほど多くなく、予想に反する結果に驚きました。(そもそもドラパルト減る読みがもー全然不正解すぎてこのあたりの考察のレベルは上げないとですね。。)

▼該当週の自主大会結果はこちらにもまとめてます。

当日のシティリーグの結果


大会戦績

対戦記録と振り返り

手書きノートにざっくりと書いた記録からピックアップし、各試合を振り返ります。

1戦目:勝 vs 大空洞パルキア

序盤、テンポが上がらずサイドを先に2枚取られる苦しい展開。しかし、相手のミスもあり追いつくことができた。《パルキアVSTAR》の「あくうのうねり」のダメージラインを意識し、ベンチを3体までに抑えながら、《ブリジュラスex》がワザを耐えて「レイジングハンマー」で押し切った。

2戦目:勝 vs ルギア

後攻選択の相手から《スボミー》のグッズロックが来ず、スムーズに展開。《レジギガス》を序盤で取り、先3で《アーケオス》を狙ってそのまま勝利。ただし、相手の《水オーガポン》で縛られる可能性を考慮せず、《ともだちてちょう》で《フトゥー博士のシナリオ》を戻さなかったのは明らかなプレイミス。

3戦目:負 vs カビゴン

相手の《ロトムV》スタートを見て、《ドラパルト》か《リザードン》と予測し、「イキリテイク」から展開。しかし相手は《カビゴン》デッキ。《ブリジュラスex》への進化が遅れ、《ディアルガVSTAR》プランに切り替えたものの、《ネジキ》を《ジュラルドン》に使用してしまい(《かがやくゲッコウガ》などに使うべきだった)、頼みの《ともだちてちょう》がサイド落ち。焦らず《ブリジュラスex》を育成し、不要なポケモンをしっかり回収していれば結果が変わった可能性が高い。

4戦目:負 vs テツノイバラ+ドラパルト

相手が後攻選択から《プレシャスキャリー》と《エボリューション》で完璧な盤面を構築。一方、こちらは《ジュラルドン》の「ぶちかます」でしのぐ展開。《ディアルガVSTAR》に活路を見出し「ごうきんビルド」でエネ供給を完了させたが、サイド確認を怠り《ディアルガVSTAR》がいないことに気づく。完全に確認不足の一戦だった。

5戦目:勝 vs テツノイバラ+ミロカロス+テラパゴス

序盤から《テツノイバラex》に圧をかけられる展開。《博士の研究》で《ニャオニクス》を準備し、最終的に《ブリジュラスex》と《ニャオニクス》で《テツノイバラex》をバトル場から退け勝利。

6戦目:負 vs ミライドン

終始押され気味の展開。《ごうきんビルド》でエネ加速し、サイド2枚を取って返ってきた番、自分の《ブリジュラスex》に2エネしかついていないことに気づく。前のターンの手貼りを《ディアルガV》にしており、エネルギーが足りないプレイエラーにより自ら投了。冷静さを欠いたプレイだった。

振り返りと反省点

反省点が多かったが、デッキのポテンシャル、特に《ニャオニクス》の性能の高さを改めて実感。《ポケストップ》や《夜のタンカ》を活用した構築は、他のデッキにも応用できるシステムとして可能性を感じた。

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