悪MM・ダークパーフェクションとは
《ミュウツー&ミュウGX》の特性「パーフェクション」を使用して悪タイプのGXポケモンのワザをメインに使用するデッキ。
以前からデッキタイプとしては存在しましたが、双璧のファイターで《ガラルファイヤーV》が実装されエネルギー加速面が強化され一気に環境上位のデッキに変貌しました。
CL愛知での上位使用デッキ数でも5位、四天王決定戦でもイトウ シンタロウ選手選手、ヤマグチ ヨシユキ選手選手が握って激戦を繰り広げたことも相まって今一番ホットなデッキと思います!
呼び方は、人によっていろいろあります。
・悪ミュウミュウ
・ダークパーフェクション
・ブラックパーフェクション
・悪パーフェクション
などなど
ダークパーフェクションデッキの特徴
・《タッグコール》を軸とした構築のため初動の安定感が高い
・エネルギー加速力が高い(2ターンで6エネ可能)
・「デッドムーンGX(追加効果有)」で高HPのVMAXポケモンに対してきぜつ可
・「デッドムーンGX」で返しの相手の番にトレーナーズを使用不可
・「グリードクラッシュ」でのサイドを多くとれる
ダークパーフェクションデッキ 採用候補ポケモン解説
ガラルファイヤーV
今回このデッキを一躍、環境デッキまでお仕上げたパワーカード、毎ターントラッシュから悪エネルギーを供給でき、《マニューラGX》の特性「シャドーコネクション」で必要なポケモンにエネルギーを供給することができます。
ミュウツー&ミュウGX
特性「パーフェクション」を使用することで場・トラッシュにあるGXポケモンのワザを使用できる壊れカード、環境的に《いちげきウーラオスVMAX》、《れんげきウーラオスVMAX》に弱点を取れる点も環境にマッチしているカードです。
今は、いろんなデッキから《ミュウツー&ミュウGX》が登場するため、相手のデッキタイプを見て《ミュウツー&ミュウGX》が出てくる可能性があるかどうかは常に確認するようにしたいですね。
理由としては、《ミュウツー&ミュウGX》の弱点が超タイプであるため相手の《ミュウツー&ミュウGX》に弱点をとらえることが負け筋となるケースが高いからです。
ブラッキー&ダークライGX
コンセプトカード、強力になったエネ加速の恩恵で現実的に追加効果ありの「デッドムーンGX」を使用できる。※使用方法は後述します。《ミュウツー&ミュウGX》が弱点を取られる相手ではこのポケモンが直接バトル場に出る択も取れます。
マニューラGX
ダークパーフェクションの心臓、一昔前のサッカー日本代表でいうなら遠藤保仁選手の立ち位置w(伝われ)《ガラルファイヤーV》、《レッド&グリーン》で加速したエネルギーを有効活用することができます。
シルヴァディGX
サポート権をタッグチームサポートに使用するケースが多いためドロー支援の役割がメイン、さらに《マニューラGX》同様に《レッド&グリーン》での進化+エネ加速ができる点もダークパーフェクションデッキとシナジーがあります。
実績を残している多くのデッキに《博士の研究》を採用していないという点からも
強くドローできるシステムを準備する必要があると思います。
メガヤミラミ&バンギラスGX
このデッキでの役割は、フィニッシャーです。
「グリードクラッシュ」
このワザで相手のGXポケモンをきぜつすることができればサイドを1枚多くとることができます。ターゲットとしては、《デデンネGX》!
「ギガフォールGX」
5エネで250打点がでるGXワザ、さらに合計10個エネルギーがついていれば相手の山札を上から15枚トラッシュすることができます。要求エネルギーがかなり多いですが負け確定の盤面から相手の山札切れを勝ち筋にできる点がすばらしいです。優先して狙わなくても頭の片隅にいれておくとよいです。
ゲッコウガ&ゾロアークGX
エクストラでは活躍していたのですがスタンダード環境ではあまり注目されてなかったカード
このデッキは、強力なエネ加速があるため「あくのはどう」の打点があがります!
《ガラルファイヤーV》の特性「じゃえんのつばさ」+エネ手貼りで毎ターン火力が上がっていくのもポイントです。
《タッグコール》でのサーチに対応している点も評価できます。
プリン&メガミミロップGX
悪タイプのカードではありませんがこの記事を書いている現在(双璧のファイター環境)では《ミュウツー&ミュウGX》を主軸とした、各種パーフェクションデッキが使用率高いことから相手の場にGXポケモンが並ぶシーンが多いので状況によってはワザで打点が出せるケースがあります。
さらに要求エネルギーは重いですがGXワザでベンチ狙撃も狙えることが戦略の幅を増やしてくれるため採用の価値は十分あると思います。
ただし、あまり場に出したくないポケモンであるため最初のたねポケモンの選定で場に出てくるリスクもあることは念頭に置いときましょう。
カイリューGX
《ミュウツー&ミュウGX》にて高火力ワザがほしい場合に採用します。《タッグコール》に対応していないので採用する場合は、《プレシャスボール》が多くする構築になると思います。
ペルシアンGX
特性「キャットウォーク」が強力、使用ポケモンもGXポケモンが多いため、割と発動できるシーンはあるのかなと思います。
タッグサポート解説
レッド&グリーン
このデッキの強みを引き出すキーカード、より早く6エネを場に展開する必要があるため2ターン目に優先的に使用したいカード
個人的に主人公級であるレッドとグリーンが活躍してくれるのは嬉しいです😊
ナツメ&ハチク
主に後攻1ターン目に追加効果有でプレイしたいカード、このカードの効果を最大限に使用するため水タイプの《ニューラ》を採用しているケースが多いです。
シロナ&カトレア
サポートの再利用も強いですが1番の強みは、4枚採用された《タッグコール》からアクセスできるドローサポートという点です。
グズマ&ハラ
無人発電所対策にスタジアムをサーチできる手段、各種ポケモンのどうぐを確定サーチできる点が強いです。いれかえ札としての《ふうせん》、どうぐ対策の《ツールジャマー》、《ミミッキュ》対策の《隠密フード》などデッキに合わせたGXポケモンや《基本あくエネルギー》のトラッシュの手段にも使用できます。
摩天パーフェクト・蒼空ストリームの影響
ガラルファイヤー
盤面に何もないところから2エネ加速できる強力なカード、例えこのカードがデッキに採用されていない場合でも相手に+2エネで「デッドムーンGX」圏内に入りそうとか今までよりも考えさせることが増える点でも強力です。さらに自身が非Vアタッカーとしても活躍できる点も優秀!
今後、1枚~2枚採用されていくカード!
最強ムーブ解説
先攻
先攻1ターン目
目指す盤面
・エネルギー手貼り(理想は、《ミュウツー&ミュウGX》や《ブラッキー&ダークライGX》)、貼り先がいなければ適当なポケモンに手貼り
・《ガラルファイヤーV》の特性にてエネ加速
→トラッシュからのエネ加速なので《クイックボール》や《トキワの森》で積極的に《基本あくエネルギー》をトラッシュに送ります。
・ベンチ枠に次の番以降、進化したいポケモンを展開する。
(最強ムーブを狙う際は、《ニューラ》を優先)
先攻2ターン目
目指す盤面
・エネルギー手貼り
・《ガラルファイヤーV》の特性にてエネ加速
・《レッド&グリーン》の効果で《マニューラGX》へ進化+2エネ加速
上記、3点で先攻2ターン目に自分の場に6枚のエネルギーを準備する。
・「デッドムーンGX」でVMAXポケモンをきぜつさせサイド3枚取る。
「シャドーコネクション」を使用して盤面のエネルギーを《ミュウツー&ミュウGX》or《ブラッキー&ダークライGX」へエネルギーをつけ替えます。
VMAXであろうときぜつさせれる追加効果ありの「デッドムーンGX」を使用。
さらに相手は、次の番、トレーナーズが使用できないため、《リセットスタンプ》も打てなければ、《ボスの司令》も打てないので相手の番が形成されていない場合、相手は有効な策をとることもできず番が返ってきます。
先攻3ターン目
目指す盤面
・《メガヤミラミ&バンギラスGX》をベンチかトラッシュに送る
・相手のベンチの《デデンネGX》を《ボスの司令》で呼ぶ
・「グリードクラッシュ」でサイド3枚取る
後攻
後攻であっても狙う動きは、先攻と同じです。ただ後攻は、《ナツメ&ハチク》から展開していく動きが強力ですね。
後攻のポイント
ナツメ&ハチク
追加効果発動のための手札5枚トラッシュもGXポケモンや基本あくエネルギーをトラッシュにできる点も有効活用でき、必要なポケモンを手札や盤面に併せてサーチできる点が強いです。
ダークパーフェクションの対戦動画
CL2021愛知 予選ROUND5
シンプルにダークパーフェクションの動きが理解できる動画と思います。
第4期ポケカ四天王選抜大会
どちらも理想形の動きではなかったのですが相手のプランを知り尽くしている上での攻防が難しいです。レベル高く過ぎてダークパーフェクションはじめようと思って最初に見る動画ではないです笑