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拡張パック【ストームエメラルダ】収録カードリスト&解説

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本記事の内容
・「ストームエメラルダ」収録カードで環境に影響するカードの解説
・集めておくべき汎用カードの紹介

商品情報

拡張パック「ストームエメラルダ」

希望小売価格:200円(税込)
内容物:カード5枚入り
※カードはランダムに封入されています。
発売日:2026年7月31日(金)

集めておきたい汎用カード

ストームエメラルダ収録の注目カード

メガレックウザex

レックウザ自体の人気が非常に高く期待も大きかっただけに、カードとして弱くはないものの、もう一声ほしかったという印象。

たねポケモンで展開しやすく、無色タイプの優秀な特性持ちやサポートカードを幅広く採用できる点が強み。現環境で活躍している《メガガルーラex》と弱点を分散できる点も評価できる。

ストームエメラルダ
自分のポケモン全員についている炎と雷エネルギーの数に応じて火力が上がる。エネルギーを1匹に集中させる必要がなく、盤面全体に分散させながら高火力を狙える点が特徴となる。

特性「はしゃのほうこう」
手札からベンチに出した時に山札の上から4枚を確認し、その中の基本エネルギーを1枚つけられる可能性がある。ただし、使えるのは場に出した時の1回のみで、エネルギーが確実につくわけでもない。《メタング》の特性「メタルメーカー」を使うデッキでも、エネルギーを厚めに採用しながら外すことはあるため、安定したエネ加速手段として見るには不安が残る。

《夜のアカデミー》や《デカグース》の特性「しょうこあつめ」を使い、山札の上に基本エネルギーを置いて確実に加速する構築も考えられる。ただ、特性を成功させるために複数のカードを組み合わせる必要があるなら、別の方法でエネルギーをつけた方が無難にも感じる。

デッキ構築では「はしゃのほうこう」をおまけ程度に考え、無色タイプが使える豊富なエネ加速やサポートカードを活用して盤面を作るのがよさそう。特性の成功率を高めるために構築を寄せるよりも、「ストームエメラルダ」の火力を安定して伸ばせる手段を優先したい。

メガグソクムシャex – コソクムシ

1進化のメガシンカexとしてHP340を持ち、現環境でも十分な耐久力。

とどめをさす
相手のバトルポケモンにダメカンがのっていれば、草1エネで220ダメージを出せる。発動条件となるダメカンとワザの220ダメージを合わせることで、多くのたねのポケモンexをきぜつさせられる打点になる。

1エネで攻撃できるコストパフォーマンスは高いが、事前に相手へダメカンをのせる手段が必要。ダメカンをのせる特性やベンチ攻撃などと組み合わせ、毎ターン安定して条件を満たせる構築にできるかがポイントとなる。

メガゴルーグex – ゴビット

1進化でHP350と高耐久。ワザ「ゴライアスパンチ」も超エネルギー2個で300ダメージと強力。

特性:きどうせいげん
手札10枚以上の要求はかなり重い。《伝説の溶岩洞》で特性を消してワザを使う方法も選択肢となる。

また、9月発売の《ミュウex》のワザ候補としても注目されており、300ダメージというワザのスペックを別の形で活かす運用にも期待したい。

メガカラマネロex – マーイーカ

サイコマリオネット
相手のベンチポケモンの数×70ダメージ。相手がベンチを5匹並べていれば350ダメージとなり、多くのポケモンを一撃で倒せる高火力が魅力。
相手のベンチ展開に依存するものの、盤面を広げるデッキに対しては大きなプレッシャーをかけられる。

ぶきみなねんぱ
200ダメージを与えながら相手のバトルポケモンをこんらんにできる。こんらん自体は強力だが、悪エネルギー3個の要求は構築によっては重く、「サイコマリオネット」をメインに使う場合は無理に狙わない選択肢もありそう。

相手のベンチ展開をけん制しながら高火力を狙える点は優秀だが、相手がベンチを絞った場合に火力が落ちるのが課題。相手の盤面を広げさせる手段や、ベンチが少ない状況でも戦える別のアタッカーと組み合わせたいカード。

ポケカ飯
ポケカ飯

マーイーカーの「はたきおとす」が割と良き!

ファイアローex – ヒノヤコマ – ヤヤコマ

自分の場にメガシンカexがいれば、手札から直接ベンチに出せるため、2進化ポケモンでありながら実質的にたねポケモンのように扱える。現環境には《メガガルーラex》や《メガタブンネex》、今回登場した《メガレックウザex》など優秀なメガシンカexが多く、「エキサイトダイブ」の発動条件も満たしやすい

HP280で取られるサイドは2枚、さらに逃げるためのエネルギーが必要ない点も優秀。盤面に出した後は壁や入れ替え役として使いやすく、メガシンカexを軸にしたデッキの取り回しを支えてくれる。

かぎづめハント
150ダメージを与えながら山札から好きなカードを2枚まで手札に加えられる。序盤に必要な進化先やエネルギー、次のターンに使いたいサポートなどをまとめて確保できるため、その後の動きを組み立てやすい。

現環境では序盤から手札干渉を受ける機会が比較的少なく、サーチしたカードを次のターンまで保持しやすい点も追い風。ただし、《スボミー》などをきぜつさせた場合は、返しに《アンフェアスタンプ》を使われる可能性があるため、サーチした2枚を確実に使えるとは限らない点には注意したい。

メガシンカexを採用するデッキであれば、進化ラインを用意せずに出せるHP280のサイド2枚ポケモンとして扱える。《ファイアローex》自身を主役にするというより、「エキサイトダイブ」の展開力と「かぎづめハント」のサーチ性能を活かし、デッキ全体を支える役割に期待したいカード。

ポケカ飯
ポケカ飯

場に《ロケット団の監視塔》が出ている場合も特性「エキサイトダイブ」は使えます。※特性自体は、手札にある時に使用するため

ヒートロトムex

ワザ「さいかねつ」が面白いテキスト。トラッシュの基本炎エネルギーを山札に戻しながら、その枚数×30ダメージを与えられる。

現状では大量の炎エネルギーをトラッシュするデッキが少なく、活かせる場面は限られるが、今後の炎タイプのカード次第ではエネルギー回収と攻撃を兼ねる選択肢になりそう。

ヨワシex

たねポケモンながらHP260を持つ高耐久アタッカー。

ハイドロスプラッシュ
220ダメージと十分な火力を持つ一方、水エネルギー3個と無色エネルギー1個の要求はかなり重い。ただし、《カスミの元気》を使えば必要な水エネルギー4枚を一度に加速できるため、次の番からすぐに攻撃へ移れる。

特性:オーシャンゲイン
バトル場にいる限り毎ターンHPを50回復できる。《ジャンボアイス》などの回復グッズや《伝説の海溝》、耐久力を引き上げる《ヒーローマント》と組み合わせることで、簡単には倒されない要塞型のデッキが考えられる。

《カスミの元気》で一気にエネルギーをつけることで《ジャンボアイス》の使用条件も満たせるため、エネ加速と回復ギミックが自然につながる点も魅力。現環境では弱点を突いてくる雷タイプが少ないことも追い風となり、回復を繰り返しながら220ダメージを押しつける耐久アタッカーとして活躍する可能性がある。

ライコウex

先攻1ターン目から使える「いかずちをまとう」と、にげるためのエネルギーが0なのが魅力。

いかずちをまとう
山札からエネルギーを直接つけられ、特殊エネルギーにも対応。《ボルト雷エネルギー》をつければ「パワーラッシュ」の火力を220まで伸ばせるため、先攻2ターン目から220ダメージを狙える。

HP200と耐久面には不安があるものの、エネ加速から攻撃まで自己完結しており、特にシールド戦では活躍が期待できるポケモン。

ノクタス – サボネア

パニッシュニードル
相手の場に特性を持つポケモンが5匹いれば260ダメージまで伸びる。過去には同様のワザを持つ《ハッサム》が、特性を持つポケモンが多い環境で非ルールのサブアタッカーとして活躍していた。

環境に左右されるものの、特性持ちが多いデッキへの対策として採用候補になる。《活力の森》から進化できる草タイプなのもポイント。

ビークイン – ミツハニー

アメモース – アメタマ

アリアドス – イトマル

ポケカ飯
ポケカ飯

前弾に引き続き、「バグパニック」カードが追加。アビスアイ収録の《ヤクデ》と合わせると合計4種類のカードが実装されました。

ブルンゲル – プルリル

ブーバーン – ブーバー

エレキブル – エレブー

ギラティナ

カオスクローラー
120ダメージを与えながら、次の相手の番にワザのダメージを受けない。連続では使えないデメリットがあるものの、《ヤドキング》の「ひらめきチャレンジ」でワザを使えば、次の番も再び「ひらめきチャレンジ」から「カオスクローラー」を狙える。

ニドクイン – ニドリーナ – ニドラン

ジャラランガ – ジャランゴ – ジャラコ

クリムガン

チルタリス – チルット

ルリリ

ぴょんぴょんチャージ
山札からエネルギーを1枚選び、ベンチポケモンにつけられるエネ加速ワザ。最大のポイントは基本エネルギーに限定されておらず、特殊エネルギーも山札から直接つけられる点。

エネルギーなしで使えるため、序盤のエネ加速手段として幅広いデッキで採用を検討できる。特に特殊エネルギーを必要とするポケモンへ直接加速できる点は、今後のカードプール次第でさらに評価が上がりそうな性能。

ぼうけんのランタン

1枚から基本炎エネルギーと基本雷エネルギーの2枚に触れられるため、カードスペックとして強力。

基本炎エネルギーと基本雷エネルギーを採用するデッキで《エネルギー転送》を採用するのであれば、明確にこちらの方が効果は高い。

一方、《エネルギー転送》は好きなタイプの基本エネルギーをサーチできるため、メインタイプ以外のエネルギーや、ピン挿しした基本エネルギーに触れられる点で差別化できる。対応できるデッキの幅が異なるため、単純な上位互換ではない。

前環境で活躍した《大地の器》とは異なり、同じ基本エネルギーを2枚サーチすることはできない。《ぼうけんのランタン》には手札コストがないものの、トラッシュすること自体をメリットに変えられるデッキも多かったことを考えると、改めて《大地の器》の性能の高さを感じる。

環境に存在しないカードと比較しても仕方がない部分はあるが、1枚から2枚のカードに変換できる汎用グッズであることに変わりはない。炎と雷を組み合わせるデッキを組む可能性も考え、集めておきたいカード。

おいしいおむすび

《おいしいおむすび》は、自分のトラッシュにある同名カードの枚数に応じて回復量が増えるグッズ。4枚目を使う際は最大120回復となり、グッズながらACE SPECの《ポケバイタルA》に迫る回復性能を持つ。

最大効果を狙うには同名カードを4枚採用し、事前に3枚をトラッシュへ送る必要がある。採用する場合は中途半端な枚数ではなく、4枚採用を前提にした耐久構築で使いたいカード。

注意点は、回復できるのがバトル場のポケモンのみであること。ベンチポケモンには使えないため、回復させたいポケモンをバトル場に出す手段もあわせて用意したい。

とくちゅうチョッキ

60ダメージ軽減は確定数を変えるには十分な数値で、《ドラパルトex》が《メガドリュウズex》のワザを耐えられるようになるなど、対メガシンカexでは大きな耐久補助になる。

《メガドリュウズex》を意識する場合は、《リリバのみ》も選択肢。
《リリバのみ》は一度効果を使うとトラッシュされるが、相手の鋼ポケモンから受けるワザのダメージを「−60」でき、自分のメガシンカexにもつけられる点で差別化できる。

一方、《とくちゅうチョッキ》は効果の対象がメガシンカexに限定されており、自分のメガシンカexにはつけられないため、汎用的な耐久カードというよりはメタカード寄りの1枚。《メガドリュウズex》をピンポイントで対策するなら《リリバのみ》、複数のメガシンカexを広く見るなら《とくちゅうチョッキ》と、環境や採用するポケモンに応じて使い分けたい。

ポケカ飯
ポケカ飯

明確なメタ対象があればダメージ軽減のみの方が使いやすい

スタンダード環境で使える、きのみはこちら

ヒガナの信頼

《メガレックウザex》との組み合わせを意識して設計された印象の強いサポート。

バトルポケモンをベンチと入れ替えながら、ついているエネルギーを1個、新しいバトルポケモンにつけ替えられる。《スクランブルスイッチ》を小さくしたような効果で、きぜつ寸前のポケモンについているエネルギーを無駄にせず、後続のアタッカーへ引き継げる点が強み。

入れ替えと疑似的なエネ加速を1枚で行えるため、盤面によっては高いカードパワーを発揮する。特にエネルギーを盤面全体に分散させたい《メガレックウザex》とは相性がよく、「ストームエメラルダ」の火力を維持しながらアタッカーを切り替えられる。

ただし、単純に後続へエネルギーを供給する目的であれば、《アカマツ》を使った方が扱いやすい場面も多そう。すでに場にあるエネルギーを有効活用できる点に価値を見いだせるかが、採用の判断基準になりそうだ。

ギリー

これまでスタジアムをサーチするサポートとして《アクロマの執念》が存在したが、新たな選択肢が増えた。

特に今回は、2枚を組み合わせて場に出す《伝説の山頂》、《伝説の海溝》が収録されているため、必要な2枚をまとめて確保しつつ、残り1枚で次の番の動きを支える《リーリエの決心》などのサポートも準備できる。

シールド戦ではデッキの動きを整えるカードとして強力なのはもちろん、特定のスタジアムを軸にした構築であれば、スタンダード環境でも採用を検討できるテキスト。

フウとランの修行

MCの盛り上げ

通常は山札を2枚引き、相手のサイドが残り3枚以下なら追加で2枚引ける。

構築戦では条件付きの4枚ドローとなるためほぼ採用されることはないが、今回はシールド戦を楽しむパックということもあり、シンプルなドローサポートとして収録されたと考えられる。限られたカードでデッキを組むシールド戦では、ドローサポートというだけで即採用の価値があるカード

伝説の山頂

無色ポケモンが相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつした際、取られるサイドを1枚減らすスタジアム。サイドの取得枚数というゲームの基本ルールに干渉するため、効果そのものは非常に強力

ただし、2種類の《伝説の山頂》を手札にそろえなければ場に出せない要求の重さが大きな課題。同名カードとして扱われるため、デッキには合計4枚までしか採用できず、最大でも2セット分となる。

さらに、2枚を使って完成させても、相手のスタジアム1枚で簡単に上書きされてしまう。スタジアムを採用していないデッキも存在するものの、2枚分のリソースを使うカードとしては安定性に欠ける。また、効果はおたがいの無色ポケモンに適用されるため、相手のデッキによっては利用される可能性もある。

採用と運用のハードルはかなり高いが、メガシンカexがきぜつしても取られるサイドを2枚に抑えられるなど、決まった時の影響は非常に大きい。実用性は未知数ながら、それでも一度は場に出してみたくなるカード。

伝説の海溝

《伝説の海溝》は、おたがいの水ポケモンが回復するHPを2倍にするスタジアム。効果自体は強力で、《おいしいおむすび》なら最大120回復が240回復になるなど、耐久デッキの回復性能を大きく引き上げられる。

ただし、《伝説の山頂》と同様に2種類をそろえて初めて場に出せるため、その要求に見合った効果なのかが評価のポイント。単体では回復できず、別途回復カードが必要なうえ、相手のスタジアム1枚で上書きされる点も重い。また、効果はおたがいに適用されるため、水タイプ同士の対面では相手にも利用される可能性がある。

今回《おいしいおむすび》などの回復カードも収録されたことで、耐久寄りの水デッキを組む余地は広がった。既存の回復カードも含め、どこまで実戦的な回復プランを作れるか見直したいカード。

伝説の溶岩洞

《伝説の溶岩洞》は、2枚を組み合わせて場に出す伝説系スタジアム。効果自体は妨害性能が高く、環境で使われている《ドロンチ》の特性「ていさつしれい」のような、デッキの根幹となるシステムを止められる点が強力

特に、特性に依存して盤面を回すデッキに対しては、1枚のスタジアムで動きを大きく鈍らせられる可能性がある。相手の展開やドローの中心となる特性を止められれば、実質的にテンポを奪う妨害札として機能する。

一方で、最大の問題は他の伝説系スタジアムと同じく、2枚をそろえなければ場に出せない点。効果は強力でも、そのためにデッキ枠を使い、必要な2枚を同時にそろえる要求値はかなり高い。

妨害性能そのものは魅力的だが、2枚セットという重さに見合うほど環境に刺さるかどうかが採用判断のポイント。特性依存のデッキが増える環境であれば、評価が大きく上がりそうなカード。

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